内外美容の知見を活かした戦略 【特集 女性の健康】岩瀬コスファ、独自素材と高付加価値ゼリー製造で切り拓く
化粧品・食品原料の専門商社として「美と健康」を追求してきた岩瀬コスファ㈱(東京都千代田区、大阪市中央区、岩瀬由典社長)は、商社の枠を超えた新たなビジネスモデルを展開している。自社専用ラインによるOEM製造までをトータルサポートし、産業廃棄物を有効活用したサステナブルな独自素材「ツバキ種子エキス末IC」や、北九州の高品質なスティックゼリー製造ラインが注目を集める。市場ニーズを的確に捉え、女性向けヘルスケア市場に革新をもたらす。
商社ならではの企画力と製造機能の高度な融合
同社が長年培ってきた「内外美容」のノウハウと、商社としての豊富な原材料調達力、そして最新の製造ラインを融合させたのが「ウェルネス事業」。2024年には佳秀工業㈱(福岡県北九州市、寺本麓人社長)と協業し、北九州にスティックゼリー専用の製造ラインを立ち上げた。この戦略の核は、単なる受託製造に留まらない「提案型OEM」にある。大阪の処方開発ラボでは、原料選定から味作り、試作までを一貫して行い、機能性原料特有の苦みや臭みを抑えた「毎日続けたくなるおいしさ」を追求している。商社でありながら製造現場の視点を併せ持つ独自性が、迅速かつ低コストでの高品質な商品開発を可能にしている。
もったいないから誕生、独自素材ツバキエキス
ウェルネス戦略を象徴する素材「ツバキ種子エキス末IC」は、伊豆利島産の椿油を搾った後の「搾り粕」から抽出されたもの。従来廃棄されていた副産物を活用することで、環境負荷低減と地域経済貢献を両立させている。
機能面では、主成分「カメリアサポニンB₂」が脂肪燃焼の促進や冷えによる体温低下の回復に寄与するほか、抗糖化作用や肌の水分量増加といった美容効果も確認されている。「燃焼×温熱×美容」という、女性の悩みに寄り添う多才なエビデンスを備えた素材として展開する。
ライフイベントを支える女性の健康と活躍推進
同社は「美と健康」を届ける企業として、自社従業員のウェルネス向上にも注力している。女性活躍推進に関する取り組みが優良な企業として、厚生労働省の「えるぼし認定」で最高位(3段階目)を取得。さらに、子育てサポート企業としての「くるみん認定」も受けており、仕事と家庭の両立支援が制度化されている。
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具体的には、女性特有のライフイベントと仕事を両立し、長期的なキャリア形成ができる雇用環境を整備している。2025年末までに勤続5年以上の女性従業員比率を70%以上にするという具体的な目標を掲げ、相談窓口の設置や健康課題への理解促進を推進。こうした「従業員が健康で安心して働くことができる環境づくり」が評価され、2025年には「健康経営優良法人」の認定も受けている。
グローバル市場を見据えウェルネス産業を牽引
同社が描くビジョンは国内に留まらない。北九州の製造拠点は、中国や東南アジアなど拡大するアジア圏への輸出拠点としての役割も担う。今後、更年期ケアやフェムケア市場など、女性の健康を支える領域はさらなる成長が見込まれる。同社は自社専用ラインの増設も進めており、最新の研究データと製造拠点のシナジーを活かし、国内外のウェルネス産業を牽引していく構え。
COMPANY INFORMATION
所在地:大阪市中央区道修町1丁目7番11号(本社)
TEL: 06-6231-3456(代表)
URL: https://www.cosfa.co.jp/
事業内容: 化粧品・医薬品・食品・化学品原料の輸出入および国内販売、研究開発、製造受託(OEM)支援、健康食品・サプリメントの企画・製造
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