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25年度分が新たに2件 【機能性表示食品届出DB更新】常磐植物化学、黒ウコン由来ポリメトキシフラボンを届出

 消費者庁は6月30日、機能性表示食品の届出情報検索データベース(DB)を更新した。新たに届出番号が付与・公開されたのは、2026年度分の「L57」から「L68」までの12件(サプリメント形状6件、サプリ形状以外の加工食品6件、生鮮食品0件)。また、今年3月末までに同庁へ届け出られた2025年度分の届出が2件追加された。

 6月16日付のDB更新から、届出番号の冒頭に「L」が付いた26年度分届出の公開が進んでいた。その中で、先祖返り的に25年度分の「K」が新たに2件公開された格好。それぞれ今年3月11日と同26日に届け出られたものだ。25年度の累計届出件数は1,174件から1,176件に変わる。

 そのうち1件の届出は、新規性のある機能性関与成分と見ることもできる。黒ウコン由来ポリメトキシフラボン。「サートマックス(SIRTMAX)」をブランド名とする黒ウコン抽出物を製造販売する原材料メーカーの㈱常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市)が届け出た。

 この名称の機能性関与成分の届出公開は今回が初めて。ただ、ショウガ科バンウコン属植物である黒ウコンの学名はケンペリア・パルウィフロラ(Kaempferia parviflora)であり、同植物はブラックジンジャーなどとも呼ばれている。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンを機能性関与成分名とする届出は、これまでに多くなされている。

 一方で、黒ウコン由来ポリメトキシフラボンに報告されている機能性の作用メカニズム(機序)については、俗に「長寿遺伝子」などとも呼ばれる遺伝子群のサーチュイン(Sirtuins)のうちSIRT1の活性化作用が届出資料で説明されている。その上で、機能性表示の内容はこうだった。

 「黒ウコン由来ポリメトキシフラボンには肥満気味の方の体脂肪、お腹の脂肪(内臓脂肪、皮下脂肪)、体重を減らし、高めのBMIを下げる機能が報告されています」

甘草由来グラブリジン、2022年以来の届出

 この日の更新ではほかに、甘草由来グラブリジンの届出が公開された。同成分の届出は、2022年2月以来のことだ。

 「肥満気味の方の内臓脂肪や腹部総脂肪、ウエスト周囲径を減らす機能、腹部皮下脂肪や全身の脂肪量の増加を抑える機能が報告されています」、「日常生活や軽い運動時のエネルギー消費(カロリー消費)に使われる脂肪の燃焼を高める機能があることが報告されています」という機能性表示で㈱ディーエイチシー(東京都港区)が届出を行った。システマティックレビューの主宰者は㈱カネカとされている。

【石川太郎】

●2026年6月のDB更新
【2日付】「グミサプリ」をサプリ形状で届出 味覚糖、8月末までにGMP基準適合完了へ
【4日付】15件追加で1,140件に L-カルニチン、機能表示内に「体重減少サポート」追加
【9日付】乳由来成分で睡眠の質ケア サンブライトの「ラクティウム」が初の届出
【12日付】2025年度末届出分が公開 1,200件届かず、従来と異なる環境下で進んだ届出
【16日付】「K」から「L」に 2026年度分の届出公開スタート、まずは11件●2026年6月のDB更新
【18日付】「小林製薬、サプリ2件を新たに届出 「ナイシヘルプ」と「腰らくヘルプ」
【22日付】「届出番号「L」早くも40番台 制度改正の影響を受けた前年度比で顕著に早く
【26日付】地方新聞社等5社が「目と頭」サプリ 東奥日報社や長崎新聞社などが新たな届出

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