届出総数1万1,000件を超える 【機能性表示食品届出DB更新】販売中は3,300件余、4,860件超が撤回
消費者庁は28日、機能性表示食品の届出情報検索データベース(DB)を更新した。DB更新は2026年5月では8回目。サプリメント形状4件、サプリ形状以外の加工食品6件、生鮮食品0件の計10件に届出番号を付与して公開したが、新規の機能性関与成分や機能性表示は認められなかった。一方、今月18日から26日までの間に、自主的に撤回された既存届出が19件増えていた。撤回届出の増加が認められたのは今月11日のDB更新以来で、5更新ぶり。
新規10件が積み上がったことで、2025年度の届出番号「K」系の届出公開件数は延べ1,097件となった。また、2015年度の制度施行以来の延べ件数は1万1,006件と、1万1,000件を超えた。そのうち4,865件が撤回されているため有効届出は6,141件。うち「販売中」は3,306件とされている。市場調査会社の㈱矢野経済研究所(東京都中野区)が今年2月に発表した、機能性表示食品の市場規模調査結果によれば、2025年度は見込みで約7,805億円(メーカー出荷金額ベース)。
容器・包装表示の変更届出、「5月のうちに」と消費者庁
機能性表示食品制度を巡って今年8月末、先般の制度改正で導入されたサプリ形状の製造・品質管理におけるGMP基準(内閣府告示)の義務化と、食品表示基準(内閣府令)に基づく容器・包装表示に関する新基準の経過措置期間が終わり、9月1日から完全施行される。後者では、容器・包装表示見本の変更届出が求められる。
制度を所管する消費者庁の食品表示課保健表示室長は28日午前、東京ビッグサイトで開催中(29日まで)の食品関連展示会内で健康食品業界団体が催したミニシンポジウムに登壇。講演では、表示見本の変更届出についても触れ、「5月中に行うよう(届出者へ)求めてきた。そうしないと(9月1日の完全施行に)間に合わないおそれがあるとお伝えしている」と述べた。営業日上では、きょう29日が5月の最終日にあたる。
【石川太郎】

●2026年5月のDB更新:【1日】新規機能性関与成分に紅参熟成エキス 金氏高麗人参、サプリ形状で届け出る
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