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世田谷区の保育園でノロ集団発生 園児・職員42人症状、3日間営業停止

 東京都は28日、世田谷区内の保育園「社会福祉法人東香会 上町しぜんの国保育園」(東京都世田谷区、齋藤紘良理事長)で提供された給食を原因とするノロウイルス食中毒が発生したと発表した。患者は園児24人と調理従事者を含む職員18人の計42人で、いずれも回復傾向にあるという。東京都は同園の給食施設に対し、28日から3日間の営業停止処分を行った。

 東京都によると、5月18日午前9時頃、世田谷区世田谷保健所に対し、区内の保育園から「5月16日から複数名の園児及び職員がおう吐、腹痛の症状を呈している」との連絡があった。

 保健所は、食中毒と感染症の両面から調査を開始。患者は同16日午前2時頃~同18日午前6時頃にかけて、おう吐、発熱、吐き気、下痢などの症状を呈していた。
 患者42人は、1~5歳の男児10人、1~53歳の女性32人で、入院患者は確認されていない。18医療機関で20人が受診した。

 調査の結果、患者は共通して5月15日に提供された昼食を喫食していたことが判明。複数の患者および調理従事者のふん便からノロウイルスが検出された。
 また、保育園内で、おう吐など感染症を疑う情報は確認されなかった。

 これらの結果から、世田谷保健所は、同給食施設が5月15日に調理・提供した昼食を原因とするノロウイルス食中毒と断定した。

 原因食品とされた昼食メニューは、「納豆チャーハン」、「干し豆腐のサラダ」、「ねぎ塩スープ」、「果物(オレンジ)」だった。

 検査は東京都健康安全研究センターが実施。患者等のふん便26検体のうち25検体、従事者ふん便7検体のうち4検体からノロウイルスが検出された。一方、拭き取り検体および食品(検食)からはノロウイルスは検出されなかった。

発表資料はこちら(東京都HPより)

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