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6食品会社が共同配送システム構築へ 10月から北海道で共同配送

 ハウス食品グループ本社(東京都千代田区、浦上博史社長)は27日、北海道地区における共同配送システムを再構築する計画を発表した。
 味の素㈱(東京都中央区)、カゴメ㈱(愛知県名古屋市)、日清オイリオグループ㈱(東京都中央区)、㈱日清製粉ウェルナ(東京都千代田区)、㈱Mizkan(愛知県半田市)などの食品メーカーと物流企業のF-LINE㈱と共に、現在2カ所ある保管・配送拠点10月から1カ所に集約し、共同保管・共同配送により車両1台あたりの積載効率を高め、配送回数を削減する。

 これにより、納品先への配送車両台数が削減され、荷受時の負担も軽減できるという。次期ステップでは、環境負荷低減の一環として、道内遠隔地納品の鉄道輸送活用を検討している。
 これらの物流効率の改善により、CO2排出量の約16%削減を見込むことができるとしている。

 食品メーカー6社は、トラックドライバー不足や物流コスト上昇による2024年問題を早くから見越し、すでに2016年から共同配送システムの構築に取り組んでいたという。

※北海道における共同配送イメージ図(ハウス食品グループ本社のニュースリリースより加工転載)

(冒頭の写真はイメージ)

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