7月末のコメ民間在庫162万トン 前年比70万トン増、販売数量は減少
農林水産省は28日、2026年7月の米穀流通の動向を公表した。2025年産米の7月末時点の集荷数量は269.5万玄米トンとなり、前年同月を26.3万トン上回った。民間在庫量は162万玄米トンで、前年同月から70万トン増加した。
集荷増も販売は23.4万トン減
農水省が米の出荷・販売業者、団体などから報告を受け、2025年産米の産地別集荷・販売状況、民間在庫、米穀販売事業者の販売数量・販売価格の動向を取りまとめた。
7月末時点の全国の集荷数量は269.5万玄米トンで、前年同月に比べ26.3万トン増加した。契約数量は260.6万玄米トンで同14.9万トン増加した。
これに対し、販売数量は170.6万玄米トンで、前年同月を23.4万トン下回った。
民間在庫量は出荷・販売段階の合計で162万玄米トンとなり、前年同月の92万トンから70万トン増加した。内訳は、出荷段階が117万玄米トンで同57万トン増、販売段階が45万玄米トンで同13万トン増だった。
中食・外食向け価格12.6%上昇
米穀販売事業者が販売する精米について、政府備蓄米を含む販売数量を指数化した数値は、7月が前年同月比97.9%となった。
販売先別では、小売事業者向けが101.0%と前年同月を上回ったのに対し、中食・外食事業者等向けは93.9%にとどまった。
販売価格は、小売事業者向けが前年同月比101.0%、中食・外食事業者等向けが112.6%となった。小売向けの販売価格が前年並みとなる一方、中食・外食向けでは前年同月を12.6%上回った。
農水省は2014年3月から、米の流通に関する需給・価格情報、販売進捗、在庫情報などを公表している。
発表資料はこちら(農水省HPより)

