インド産モリンガに検査命令 未成熟種子の鞘からメタミドホス検出
厚生労働省は16日、インド産ワサビノキ(モリンガ)の未成熟種子の鞘およびその簡易加工品について、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令を実施すると発表した。
検査項目は残留農薬「メタミドホス」で、インド産モリンガの未成熟種子の鞘を対象とした検査命令は今回が初めてとなる。
同省によると、検疫所のモニタリング検査で、インド産ワサビノキ(モリンガ)の未成熟種子の鞘から基準値(0.03ppm)を超えるメタミドホスが検出されたことを受け、輸入届出ごとの全ロットに対する検査を義務付ける検査命令を実施する。
違反事例は2件確認された。いずれも輸入者は㈱Krishnaで、1件目は成田空港検疫所に届け出られた120.00kgからメタミドホス0.09ppmを検出した。違反確定日は2026年3月24日で、貨物は一部が消費され、残余は廃棄された。
2件目は126.50kgからメタミドホス0.43ppmを検出したもので、違反確定日は同年7月9日。貨物は通関済みとなっている。
メタミドホスは殺虫剤として使用される農薬。同省は、体重60kgの人がメタミドホス0.43ppmが残留したワサビノキ(モリンガ)の未成熟種子の鞘を毎日0.078kg摂取し続けても、許容一日摂取量を超えることはなく、また1日に0.418kg摂取した場合でも急性参照用量を超えないことから、直ちに健康に及ぼす影響はないとしている。
発表資料はこちら(厚労省HPより)

