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農水、基盤確立事業実施計画で9社を認定

 農林水産省はこのほど、みどりの食料システム法に基づき、9事業者から申請された基盤確立事業実施計画の認定を行った。
 認定されたのは、松山㈱、藤樹運搬機工業㈱、㈲営農企画、東京インキ㈱、㈱AGRI SMILE、㈱ムスカ、EF Polymer㈱、㈱クボタ、㈱ササキコーポレーションの9社。農水省はこれまで、52社の事業計画を認定している。

 みどりの食料システム法(※1)では、環境負荷の低減に取り組む農林漁業者に役立つ技術の提供を行う機械・資材メーカーの事業計画(基盤確立事業実施計画)を国が認定し、認定を受けた事業者が設備投資の際に税制・金融上の支援措置を受けることができる他、同法に基づき、都道府県知事の認定を受けた農業者が設備投資を行う場合の税制特例の対象となる機械の確認を受けることができる。

 申請者の基盤確立事業実施計画の概要は以下のとおり。

松山㈱
水田畦畔における除草作業を効率化し、化学農薬の使用低減に寄与する「スライドモア」の普及拡大に取り組む。
【活用する支援措置】
みどり投資促進税制の対象機械の追加

藤樹運搬機工業㈱
化学肥料の使用低減に寄与する堆肥の効率的な生産に不可欠な「自動撹拌機」の普及拡大に取り組む。
【活用する支援措置】
みどり投資促進税制の対象機械の追加

㈲営農企画
もみ殻や鶏糞等の地域資源を活用した堆肥の生産設備を導入し、道内での堆肥普及拡大に取り組む。
【活用する支援措置】
みどり投資促進税制の活用

東京インキ㈱
軽量化と高い断熱性を両立し、施設園芸における燃油使用量の削減に資する「多層断熱資材」の普及拡大に取り組む。

㈱AGRI SMILE
農産廃棄物を原料とし、化学肥料の使用低減に資する「バイオスティミュラント」の研究開発に取り組む。

㈱ムスカ
家畜排せつ物を短期間で堆肥や飼料に再資源化することで化学肥料の使用低減に資する「イエバエを用いた堆肥化システム」の研究開発に取り組む。

EF Polymer㈱
土壌の保肥力を向上することで化学肥料の使用低減に資する「超吸水性ポリマー」の研究開発に取り組む。

㈱クボタ
化学肥料・化学農薬の使用の低減に寄与する「ペースト施肥田植機」・「色彩選別機」・「ラジコン草刈機」をみどり投資促進税制の対象機械に追加し、普及拡大に取り組む。
【活用する支援措置】
みどり投資促進税制の対象機械の追加

㈱ササキコーポレーション
水田畦畔における除草作業を効率化し、化学農薬の使用低減に寄与する「オフセットモア」をみどり投資促進税制の対象機械に追加し、普及拡大に取り組む。
【活用する支援措置】
みどり投資促進税制の対象機械の追加

詳細はこちら(農林水産省ホームページより)

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