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ポーラ、植物由来混合エキスに新知見 商品への応用を目指す

 ㈱ポーラ(東京都品川区、及川美紀社長)はこのほど、脂肪細胞の中性脂肪を減らす植物由来混合エキス(ラビットアイブルーベリー(葉・茎エキス)、ダイダイエキス、緑茶エキスの組み合わせ)を発見したと発表した。

 3T3-L1細胞から分化誘導した脂肪細胞に、植物由来混合エキス(ラビットアイブルーベリー(葉・茎エキス)、ダイダイエキス、緑茶エキスの組み合わせ)を添加すると、中性脂肪量が19%減少した。また、脂肪を熱に変換する機能を持つUCP1(褐色脂肪細胞のミトコンドリアに存在する特異的な分子脱共役タンパク質1)のタンパク質量が、239%増加した。このことから、脂肪の分解が亢進されていることが示唆されたという。同知見は今後、ポーラから発売される商品に応用される。

 同社は2022年7月、本社内に「POLAイノベーションセンター」を設立した。サイエンス&テクノロジーを武器にオープンイノベーションを推進し、新たな価値の創出を実現していくとしている。

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