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クオリカプス、供給再開「来春以降に」 ゼラチンハードカプセル 植物性カプセルは供給再開、透明1号などから

 カプセルメーカー大手のクオリカプス㈱(奈良県大和郡山市)がウェルネスニュースグループの取材に応じ、健康食品用ハードゼラチンカプセルの供給再開時期について、来春以降になるとの見通しを示した。取材窓口の総務人事部長が1日までに答えた。

 同じく健康食品用の植物性(HPMC)カプセルについては、現在までに「透明1号」、「同2号」、「ダークカラメル1号」の3製剤に関して供給を再開。その他のHPMCカプセル製剤についても順次、供給を再開できるようにする。2021年度(21年4月から22年3月)における販売実績数量程度の供給量を確保できるようにしたい考え。

 ただ、HPMCカプセルのうちQUALI-V-S(酸溶解遅延カプセル)に関しては「来年6月ごろからの再開を目指している」としており、遅れが生じる。

 同社は6月以降、健康食品用ハードカプセルの出荷を一時中止。製造や出荷が通常体制に戻る時期については今回の取材でも明言を避け、「具体的な時期については開示を控えたい」とした。

 一方、欧州や北米などに生産拠点を置く海外グループ会社からカプセルを調達し供給する予定がある、としている。早期の安定供給に向けて「鋭意努力」するという。

【石川 太郎】

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