紅麹サプリ死亡関連、調査継続2件に 2週連続で問い合わせ増、計430件に
小林製薬㈱(大阪市中央区、豊田賀一社長)が公表している「紅麹コレステヘルプ等に関する事例数」の10月11日時点の集計で、死亡が関連する問い合わせが前回10月4日時点から1件増え、430件となった。このうち詳細調査対象は156件から157件に増加し、「調査継続」も1件から2件となった。死亡関連問い合わせ、詳細調査対象、調査継続の3項目は、2週連続でそれぞれ1件ずつ増加した。
死亡関連の問い合わせ、2週間で2件増
小林製薬の公表資料によると、10月11日時点の死亡関連問い合わせ430件の内訳は、「摂取の実態なし」が273件、「摂取実態確認中」が0件、「詳細調査対象」が157件。このうち「調査継続」が2件、「調査完了」が55件、「その他」が100件だった。

10月4日時点と比較すると、死亡関連問い合わせ、詳細調査対象、調査継続がそれぞれ1件増加した。「摂取の実態なし」、「摂取実態確認中」、「調査完了」、「その他」は変わらなかった。
9月20日時点では、死亡関連問い合わせが428件、詳細調査対象が155件、調査継続が0件だった。その後、10月4日時点でそれぞれ429件、156件、1件となり、今回の集計で430件、157件、2件となった。
死亡関連問い合わせと詳細調査対象が増加する一方、調査完了とその他の件数は変わっていない。ただし、各項目の増加が同一事例によるものかどうかは、公表資料から確認できない。
8月にゼロとなった詳細調査、再び増加
死亡関連の詳細調査を巡っては、8月2日時点で調査継続が1件残っていたが、8月23日時点で0件となった。この際、調査完了は55件のまま変わらず、「その他」が99件から100件に増えていた。
編集部の質問に対し、小林製薬は8月31日、8月23日時点で詳細調査継続中の事例がないことを認めたものの、内訳が変動した理由については説明を控えた。
その後、9月20日時点まで調査継続は0件で推移していたが、10月4日時点で1件、11日時点で2件となった。
今回の増加が、新たに寄せられた死亡関連問い合わせに対する詳細調査によるものなのか、既存事例の取り扱いが変わったことによるものなのかは明らかではない。
入院・通院者数は変化なし
一方、入院・通院した受診者数は、10月4日時点から変化がなかった。
10月11日時点の入院者数は619人、通院者数は2,792人、受診者計は3,411人だった。このうち腎関連疾患に限定した人数は、入院353人、通院1,889人、受診者計2,242人で、いずれも前回と同数だった。
なお、小林製薬は死亡関連の問い合わせを「件数」、入院・通院・受診者計を「のべ人数」として公表している。それぞれ異なる区分で集計されており、死亡関連問い合わせの増加と入院・通院者数との関係は公表資料から確認できない。
死亡との因果関係、従来の説明を維持
小林製薬は今回も、同社の調査において、紅麹コレステヘルプ等の摂取により死亡したことが明らかな症例は判明していないとの説明を掲載している。
【田代 宏】
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