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新規機能性表示に「頭皮の健康」 【機能性表示食品届出DB更新】東洋新薬がまた新領域開拓、新規の関与成分も

 消費者庁が14日に行った機能性表示食品の届出情報検索データベース(DB)更新で、「頭皮の健康」を訴求する届出が公開された。頭皮の水分を逃しにくくして潤いを保ち、頭皮の健康を守るのを助ける、という機能性表示が届け出され、同庁が届出番号を付与した。これまでに届出実績のない新規の機能性表示。

 また、ヤナギラン由来エノテインBという、新規の機能性関与成分の届出も公開された。機能性表示の内容は、「睡眠の質の低下が気になる方の夜中の中途覚醒時間を減らす」。先例のある機能性表示だが、届出資料ではその作用機序(メカニズム)について、「夜間に感じる尿意の頻度を減らすことにより、夜中の中途覚醒時間を減らす」と考察している。

フラバンジェノール、「スムーズな血液の流れ維持」に続く新機能性表示

 届出者は、それぞれ健康食品受託開発・製造の㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。2015年の制度施行以来前例のない「頭皮の健康」を訴求する届出の機能性関与成分は、同社の独自素材「フラバンジェノール」(松樹皮抽出物)に含まれる松樹皮由来プロシアニジンB1・B3であり、先月16日のDB更新で公開されていた「スムーズな血液の流れの維持をサポートする」に続いて、機能性表示の新領域をフラバンジェノールで切り拓くかたちになった。

 一方、新規の機能性関与成分であるヤナギラン由来エノテインBは、届出資料等によると、多年草のヤナギランの全草抽出物に含まれるエラグタンニンの一種。由来名のないエノテインBが以前から届け出られているが、これは実質的にユーカリ葉由来だ。

 機能性表示の文言として取り入れられたわけではないが、夜間の尿意の頻度を減らすという作用機序が注目されそうだ。睡眠の質の低下が気になる人の中途覚醒時間を減らすことと、健康維持・増進の関連について、同社は届出資料中で次のように説明している。

 「健康・栄養調査報告によると、「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」と回答した者の割合は、全体の 25.7% であった。また、中途覚醒は自身の健康状態を自己評価した主観的健康感の悪さと強く関連することが報告されている。したがって、睡眠の質の低下が気になる方の夜中の中途覚醒時間を減らすことは、生活の質(QOL)の低下抑制につながり、健康の維持及び増進において重要であると考えられる」

 14日のDB更新で消費者庁は、新たに9件(サプリメント形状6件、サプリ形状以外の加工食品3件、生鮮食品0件)に届出番号を付与して公開した。先月末まで激増が続いた撤回届出については引き続き動きがなく、制度施行以来の総撤回件数は、届出全体の約4割強にあたる4,633件で止まった状態が続いている。

【石川太郎】

●2026年4月のDB更新:【2日】3月の届出撤回700件超える 直近3カ月で1,280件余り減
          :【3日】今年1月1日以降の届出公開スタート 25年度、例年並みの件数に達するか
          :【6日】3営業日連続更新も大きな変化なく新規の上積み6件と小幅
          :【7日】連続更新、4営業日に延びる 熟成にんにくエキスの機能性、認知領域に拡張
          :【8日】連続更新、いつまで続く? 8日も更新で5営業日連続に
         :【10日】新表示「老化細胞に働きかける」 ファンケル、既存届出の機能性表示を拡張

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