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葛の花に新規ヘルスクレーム 【機能性表示食品届出更新】日常の身体活動による脂肪燃焼を高める

 消費者庁は27日、機能性表示食品の届出データベース(DB)を更新し、新規届出10件を公開した。機能性関与成分の葛の花由来イソフラボンについて、「日常の身体活動による脂肪の燃焼を高める」旨の届出表示が含まれる。同成分として新規のヘルスクレーム。

 更新は20日以来7日振り。この日公開されたのは届出番号I614からI623までのサプリメント7件、それ以外の加工食品3件。生鮮食品はなかった。

 葛の花由来イソフラボンの新規ヘルスクレームを届け出たのは、㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。今年発表された論文を最終的に採用したSR(研究レビュー)を科学的根拠として届け出た。同論文は、脂質代謝(脂肪代謝)に対する葛の花エキス含有食品の効果を報告するもの。日常の身体活動と同程度のエルゴメーター運動負荷時の、脂肪の分解および燃焼に対する効果が検証されている。これに関連するヘルスクレームとして、「日常生活活動時や運動時(3.5メッツ程度のもの)のエネルギー消費(カロリー消費)を高める」旨が届け出されていた。

 なお、この日は撤回届に関する情報も更新された。計2件。機能性関与成分としてEPA・DHAを配合した飲料の届出を、日本水産㈱(東京都港区)が販売終了のため取り下げた。中性脂肪の低下機能を訴求するもので、1日あたり摂取目安量1本当たりの含有量は合わせて450mg。

 また、オリーブ由来ヒドロキシチロソールを配合したサプリメントについて、撤回を申し出ていた㈱エクセレントメディカル(福井県福井市)が撤回届を行った。在庫処分が完了したという。

【石川太郎】

○2023年9月の機能性表示食品届出DB更新
【1日】2日連続の更新、新規届出12件公開
【5日】19件追加で23年度551件に
【6日】DB更新頻度が高まる 今月早くも3回実施、2日に1回のペース
【11日】スーパー・ルテインが初登場 新たに18件追加、取り下げは3件
【19日】漢方薬大手のツムラ、届け出たのはラフマ 初の届出はサプリメントで
【20日】2023年度の届出、早くも600件突破 前年同時期比で約250件多く

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