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経口栄養補助食が、低栄養の改善に有効
低栄養リスクのある高齢者のよる継続摂取で、体重・BMIの上昇を確認

 ㈱明治(東京都中央区、松田克也社長)は27日、低栄養リスクがある高齢者が、経口栄養補助食(Oral Nutritional Supplements/ONS)を継続摂取することで、体重・BMIの上昇が認められ、高齢者が陥りやすい低栄養の改善にONSの活用が有効であることを示したと発表した。同研究は、鎌倉リハビリテーション聖テレジア病院との共同研究によるもの。

 低栄養のリスクがある65歳以上の高齢者18人に対して、ONSを継続摂取する群(介入群)と摂取しない群(対照群)に分け、体組成、各種栄養指標、握力などを測定した。
 体重・BMIの変化量が、対照群に比べ介入群で有意に高値を示した。さらに75歳以上の高齢者で層別解析を実施したところ、体重、BMI、筋肉量・骨格筋量の変化量が有意に高値を示した。高齢者が陥りやすい低栄養の改善にONSの活用が有効であり、その効果は高齢であるほど明確になる可能性が示されたとしている。

 同社は、今後も、ONSが低栄養の改善などに与える影響の研究を続け、低栄養という社会課題の解決に貢献し、人々が笑顔で健康な毎日を過ごせる未来社会の実現を目指すとしている。

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