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東京都、危害相談の概要を公表 幅広い世代で「健康食品」が上位に

 東京都は11日、2022年度における「危害」相談件数の概要を公表した(グラフ参照)。危害とは、商品・役務・設備に関して、身体にけが、病気等の 疾病 (危害)を受けたという相談のこと。相談件数は1,948件(前年比107.6%)と、2,000件を超えた19年以来3年ぶりに増加に転じた。

 商品・役務別では、昨年に続き1位と2位を「基礎化粧品」と「美容医療」が占めた。昨年3位だった「健康食品」は順位を1つ下げて今年は4位だった。3位には、昨年5位だった頭髪用化粧品が繰り上がりをみせた。健康食品の中では、特にダイエットサプリメントの相談が多いという。

 過去4年と同様、危害内容は「皮膚障害」、「その他の傷病及び諸症状」、「消化器障害」がトップ3を占めている。皮膚障害の主な要因は化粧品・健康食品、美容医療などによる皮膚のかゆみや発疹、肌荒れなど。
 その他の傷病及び諸症状には、美容医療の施術による顔面変形、痛み、腫れ、内出血や歯科治療による痛みなどがある。また消化器障害は、健康食品・サプリメントなどの摂取による下痢・嘔吐、胃腸の不調などが見られた。

 ダイエット目的の健康食品は幅広い世代で上位3以内にランクインしており、30代までの若い世代では2~3位で上下しているものの、40~70代ではトップを占める。

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