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日本介護食品協会、「拡張UDF規格」年内めどにGL化

 日本介護食品協会は19日、総会を都内で開催し、チョコレートやアイスクリームといった温度などの条件により物性が変化する食品のユニバーサルデザインフード(UDF)の自主規格について、年内をめどにガイドライン化する方針を承認した。

 チョコレートのように温度条件で物性が変化する食品、ふりかけのように単独で食さない食品、せんべいのように破断に強い力を要する食品など、現状のUDF規格を満たせないものについて、自主規格化のめどが付いたと報告。今後は「拡張UDF規格」のガイドラインを作成し、運用開始を目指す方針としている。これと合わせて、容器包装にアレルゲンなどを表示する際に、視認性を強めたピクトグラムを作成し、自主規格への収載を検討する考えも示された。

 また、総会に招かれた消費者庁の担当官は、新たな特別用途食品となる「病者用組み合わせ食品(腎臓病用・糖尿病用)」について、9月をめどに通知を改正する方向と説明した。

(写真:総会の様子)

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