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常磐植物化学、マテエキスで研究成果 日本薬学会143年会で発表へ ハイビスカス抽出物も

 植物抽出物メーカーの㈱常磐植物化学研究所(千葉県佐倉市、立﨑仁社長)が、今月25日から28日まで札幌市内で開催される日本薬学会第143年会で、ハイビスカス抽出物とマテエキスに関する研究成果を発表する。いずれも武庫川女子大学薬学部の高明教授(薬学科)と共同で行った研究の成果。昨秋に、開発を進めていることを明らかにしていたマテエキスについては、肥満モデルラットを使った研究で確認した体重増加抑制機能について報告する。

 ハイビスカス抽出物に関する研究成果についてはポスター発表を行う。タイトルは「ハイビスカス抽出物による生活習慣病改善に関する基礎的検討」。同社で手掛けるハイビスカス抽出物に、糖新生の阻害およびLDLコレステロール取り込み促進機能を持つ可能性が示唆されたことを報告するもので、今後、研究成果が積み上がっていけば、糖や脂質をターゲットにした機能性素材になる可能性がある。

 一方のマテエキスに関する研究発表は、口頭発表を行う。「マテ熱水抽出物の肥満モデルラットにおける体重増加抑制効果及び3T3‐L1脂肪細胞におけるAMPKを介した細胞内脂肪蓄積抑制効果について」と題して発表する。この研究では、食欲調節ホルモンのレプチン、炎症サイトカインのIL‐6などに対する有効性も示されたという。

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