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大正製薬、クレアチンの効果を確認 運動後に残る疲労感などの軽減効果についてヒト試験を実施

 大正製薬㈱(東京都豊島区、上原茂社長)はこのほど、クレアチンによる運動後に残る疲労感・筋肉の張り・筋力低下の軽減効果をヒト試験で確認したと発表した。慶應義塾大学体育研究所の稲見崇孝専任講師らを中心とした研究チームとの共同研究。

 クレアチンは、摂取による筋力の増大や運動パフォーマンスの向上効果が確認されているアミノ酸の一種で、スポーツの現場では広く認知されており、アスリートなどが服用するサプリメントなどにも多く配合されている。

 研究では、3gのクレアチンを28日間摂取することによる、運動後に残る疲労感・筋肉の張り(上腕周囲径の増加)・筋力(最大等尺性筋力)の低下に対する効果を検証した。その結果、プラセボ群と比べて、クレアチン摂取群において運動後の筋肉の疲労感が軽減されることが確認された。また、運動後の筋肉の張りを抑制し、筋力の回復を促進する効果も確認された。

 同研究結果により、クレアチン摂取は、運動後の筋損傷に由来する筋肉の疲労感を軽減することが明らかとなった。さらに、運動後の筋肉の張りや筋力の低下を抑制したことから、クレアチンは運動後のリカバリーに有効な成分であると期待されるとしている。

 同社は引き続き、これらのアスリートを中心としたパフォーマンス・コンディショニングに関して、さらなる研究を進め、アスリートだけでなく、運動をする全ての人のパフォーマンス・コンディショニングの改善や向上に寄与するとしている。

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