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上海ヤクルト社員、自ら店頭でチラシを配布

 新型コロナの予防に効くと偽ってチラシを配布した上海ヤクルトに対し、中国・上海市当局が45万元の罰金を科した事件で、上海ヤクルトの社員が自ら店頭でチラシを配布していたことが明らかとなった。配布したチラシは300枚だった。

 ヤクルト本社(東京都港区)広報部によれば、配布したのは宣伝用のチラシ。チラシを配ったのは、ヤクルト本社の子会社である中国ヤクルトの子会社で上海ヤクルトの社員。販促を主業務とする社員が、ヤクルトに含まれる成分に新型コロナウイルスの感染予防・治療効果があると印刷したチラシを小売店の店頭で消費者に対して配布したという。ヤクルト本社がその事実を把握したのが6日だった。

 2020年1月~12月の統計によれば、上海ヤクルトは1日49万本のヤクルトを販売していたとされるが、商品の販売にチラシがどれほどの影響を与えたかは「分からない」としている。
 また同社は、回収したチラシの数は不明(9日14時現在)とし、「今後はこれまで以上にチェック体制を徹底していく。上海ヤクルトも同じ」と話している。

【田代 宏】

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