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ユーグレナに関する新知見 日本抗加齢医学会総会で発表

 ㈱ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)はこのほど、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の継続的な摂取が、 老齢マウスを用いた検証で、 加齢に伴う記憶力の低下を抑えることを示唆する研究結果を発表した。

 同研究は、至学館大学の多田敬典教授、福井大学の徳永暁憲准教授との共同研究により実施。研究成果を「第22回日本抗加齢医学会総会」(6月17~19日開催)で発表した。

 通常食飼育した老齢マウス(20カ月齢以上)では、 通常食飼育した若齢マウス(3カ月齢)と比較して、Y字型迷路試験において空間認知記憶が低下した。一方、ユーグレナを含む餌を2カ月間摂取した老齢マウス(20カ月齢)を用い、通常食で飼育した老齢マウスと比較して、加齢による認知機能の変化を評価したところ、Y字型迷路試験において空間認知正答率が向上した。さらに、ユーグレナの摂取により、アーム総進入回数を指標とした自発運動量が増加した。

 これらの結果は、 老齢マウスでのユーグレナの継続的な摂取が、 加齢に伴う記憶力と活動量の低下を抑制したことを示しているとしている。

 同社では、からだが本来もつ「つくる・はたらく・まもる」のサイクルを支えるユーグレナの可能性のさらなる解明と、ユーグレナおよびその含有成分の健康食品、医療分野等での利活用や食材としての付加価値向上を目指し研究開発を行っていくとしている。

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