1. HOME
  2. 健康食品
  3. マキノ出版の債権者集会に約60人 「再生手続開始決定が出た」(代理人)

マキノ出版の債権者集会に約60人 「再生手続開始決定が出た」(代理人)

 ㈱マキノ出版(東京都中央区、室橋一彦社長)はどうなるのか?
同社はきのう、茅場町のビルの8階にある会議室「スペースまる八」で債権者説明会を行った。会議室は午前9時半~午後0時半まで貸切られ、同0時を過ぎた頃にはすでに後片付けが始まっていた。

 同社は2日、東京地方裁判所に民事再生法の申し立てを行い、破産ではなく会社存続を目指して再建の道を選んだ。申請代理人に青山東京法律事務所の植田統弁護士、財産の保全処分などのため安藤総合法律事務所の安藤信彦弁護士を監督委員に選任した。
 債権者の強い反対に遭ったり、裁判所が再建の可能性がないと判断すると、申し立ては棄却される場合がある。

 債権者約90人のうち説明会に足を運んだのは広告主や広告代理店の他、取引先を含めて約50~60人だったようだ。民事再生申立てに至った経緯、債務の状況、今後の再建に向けた方針などについて説明が行われた。
 申請代理人の話によれば、説明に対して、特段、強い反対などはなかったようである。そしてすでに、「再生手続開始決定が出た」と話しており、これから再生債権者らに債権の届出期間などの通知が送られることになる。
 次回の説明会の日時は今のところ未定という。

【田代 宏】

(冒頭の写真:マキノ出版の主力雑誌『壮快』『安心』『ゆほびか』の4月号とその付録)

関連記事:負債15億『壮快』のマキノ出版倒産 きょう都内で債権者集会
    :マキノ出版、再生へ向けて始動 スポンサー企業はどこか?

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ