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サプリ支出、主要世帯の落ち込み大きく 【4月の家計調査】2カ月連続減、勤労者以外世帯2ケタ減

 総務省統計局が7日公表した2022年4月の家計調査(2人以上の世帯)によると、サプリメントなど健康保持用摂取品の1世帯あたり支出額は1,106円だった。前の年の同じ月と比較すると、物価変動の影響を除いた実質で6.6%のマイナスだった。減少は2カ月連続。支出額の多い勤労者以外の世帯は2ケタ減と大きく落ち込んだ。

 前月、22年3月の1世帯あたり支出額は1,128円だった。4月はさらに支出が減り、2カ月連続の減少となった。22年は4月まで、支出額が1,200円を下回り続けている。

 世帯別の1世帯あたり支出額を見ると、勤労者世帯は827円となり、前年同月と比べて8.6%減少した。減少は2カ月連続。一方、同世帯よりも減少率が大きかったのが勤労者以外の世帯で、支出額は1,329円と21年4月以降で過去最低を記録。前年同月比は13.5%減と大幅に減少した。2ケタ減は21年8月以来。

1,600円台が一転、1,300円台に

 勤労者以外の世帯は今年1~3月まで、健康保持用摂取品に対して1世帯あたり1,600円台の支出があった。しかし、4月は大幅に減少し、1,300円台にとどまった。サプリなど健康食品に対する財布の紐が締められた可能性がある。

 ちなみに、(公社)日本通信販売協会が会員企業120社を対象に実施した22年4月の通販売上高調査で、健康食品の売上高は前年同月比0.8%の減少だった。微減にとどまるものの、減少は3カ月連続。

 なお、家計調査によれば、4月の1世帯あたり消費支出は30万4,510円だった。前年同月比は実質で1.7%減少し、2カ月連続のマイナスとなった。

(冒頭の画像:4月の家計調査結果を伝える報道資料の一部)

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