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コロナの真相(15)~インフル感染者1000万人でも医療崩壊しない理由?

(公財)食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授 唐木英明

〇コロナの感染者は発生以来1年半で感染者80万人以下で国民の1%以下、死亡者約1万4千人。インフルの感染者数は約1000万人で国民の1割。死亡者は関連死を含めて約1万人。両者はほぼ同等の恐ろしい感染症と言える。
〇コロナは発生以来、ずっと医療崩壊の危機が叫び続けられたが、それよりずっと感染者が多いインフルでは聞いたことがない。それは、インフルは町の開業医が治療するが、コロナには一切手を出せないため。
〇その理由は、インフルは感染症法上5類だが、コロナはずっと厳しい2類扱いにした結果、感染防止のため、無症状も含めて感染者全員を指定病院に入院させて治療するため。
〇さらに全病床数160万床中6万床しか感染者を受け入れず、少数の受け入れ病院だけが医療崩壊に瀕している。
大多数の病院はコロナに無関心で解決に協力していない。
〇対策はコロナを5類に変更することだが、厚労省は「変更すると現在の対策が続けられなくなる」として、新型インフルと同じ分類に変更し、2類扱いを継続している。

●感染者も死者も、インフルと大差がないコロナを特別扱いし、経済社会活動に大きな被害を出すような過剰な対策を行い、多くの開業医が感染者の受け入れを拒み、国民がこのような状況に反対しない理由はただ1つ。コロナを恐怖の感染症に仕立て上げた結果である。

〇国民だけでなく、医療関係者までがインフルと同程度のコロナに感染する恐怖におののき、受け入れを拒否する。人々はマスクを手放さず、外出を自粛し、感染者をケガレ扱いにし、自粛警察まで現れ、営業している飲食店を批判する。
〇多くの人がコロナの本当の姿を知ることが、問題解決の第一歩である。毎日のTVで流される医療専門家の恐怖を煽る言動に騙されてはいけない!

<著者プロフィール>
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを歴任。2008〜11年日本学術会議副会長。11〜13年倉敷芸術科学大学学長。専門は薬理学、毒性学、食品安全、リスクコミュニケーション。

※「コロナの真相」は、唐木英明氏のフェイスブックからの転載です。

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