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「健康食品の利用」3つのポイント
国立栄研コラム「専門家に聞きました」

 (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は5日、コラム「専門家に聞きました」の第5弾を発表した。
 今回は、島根大学医学部附属病院臨床研究センター長の大野智教授が、「健康食品を利用する前に確認してほしい3つのポイント」と題して、ここだけは気を付けておきたいポイントについて紹介した。

「アレルギー」「過剰摂取」「相互作用」に注意
 大野教授は、これまでに食経験のない食品から製造された健康商品のリスクとして「アレルギー」に注意するよう警告している。
 そして、健康食品は医薬品に似た形状をしているため、過剰摂取に注意するように。さらに、医薬品との相互作用に関する研究が進んでいることから、薬を服用している人は事前に、相互作用の危険性がないか薬剤師などの専門家に相談することを勧めている。

経済被害にも注意
 また、消費者庁や国民生活センターに寄せられる苦情相談が増加していることから、契約や請求、解約時のトラブルに巻き込まれるケースについて紹介。「初回お試し価格」などの定期購入トラブルなどの例を挙げている。

「冷静な目」「強い意思」が必要
 「値段が高いとその商品の価値が高い」と勘違いする心理効果(ヴェブレン効果)を利用して、成分にはほとんど差がないにもかかわらず、パッケージだけ豪華にして値段を釣り上げるマーケット手法にも注意が必要。見分けるには成分表示を確認する冷静な目を養うよう求めている。

 最後に「抗がん剤は毒である」、「手術は体を切り刻む野蛮な治療」などと喧伝し、副作用の伴う西洋医学を頭から否定。強引に健康食品を押し付ける「極論」、「陰謀論」の類に振り回されない強い意思を持つことが必要だと述べています。

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