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「インナーヘアケア」訴求する新素材 【ルッコラ葉エキス末】龍泉堂、スペイン企業から国内独占販売権

 ㈱龍泉堂(東京都豊島区、塩島由晃社長)が新製品を出す。スペインのPharmactive Biotech Products社が開発・製造するルッコラ葉エキス末「Kyoh」の国内独占販売権を獲得し、14日から販売を始める。「インナーヘアケア」素材として提案する。同社が13日発表した。

 発表によると、Kyohは欧州産ルッコラの葉から抽出・精製した植物由来の機能性食品素材。ケルセチン、ケンフェロール、イソラムネチン由来のフラボノール配糖体を、Pharmactive社独自の「Erucosides」として1.5%以上で規格化している。毛髪の成長に関わる毛包真皮乳頭細胞に着目して開発されたという。

 現在までに得られている機能性に関する知見としては、培養ヒト毛包真皮乳頭細胞を用いた試験で細胞増殖が確認されたほか、毛包周囲の血管形成に関わるVEGF、ケラチノサイト増殖に関わるFGF7、酸化ストレス応答に関わるNRF2への働きも確認された、という。

 無作為化二重盲検プラセボ対照試験で得られた知見もあるという。毛髪の減少を自覚する30〜60歳の男女150人を、300mg/日群、100mg/日群、プラセボ群(各50名)に分けて12週間実施。デジタルトリコスコピーで毛髪密度などを評価した結果、摂取12週目、300mg/日群の毛髪密度は摂取前と比べて最大約9%増加したという。

 1日摂取目安量は100〜300mg。「水への溶解性にも配慮された原料設計」になっているといい、サプリメントから一般食品まで応用を見込む。発売後は、日本市場での製品開発支援を進めながら、機能性表示食品への応用可能性についても検討するという。

【石川太郎】

(冒頭の写真:Kyohの原料となるアブラナ科の一年草、ルッコラ(Eruca vesicaria)の葉。龍泉堂の報道発表資料から)

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