1. HOME
  2. 調査
  3. 食品コスト、企業段階で上昇続く 飲食料品4.0%上昇、輸入物価は29.7%増

食品コスト、企業段階で上昇続く 飲食料品4.0%上昇、輸入物価は29.7%増

 日本銀行が10日に公表した企業物価指数(6月速報)によると、国内企業物価指数(2020年平均=100)は135.4となり、前年同月比7.1%上昇した。前月比でも0.4%上昇し、企業間取引段階での価格上昇が続いている。輸入物価指数(円ベース)は前年同月比29.7%上昇、前月比1.3%上昇となった。

食品関連分野で上昇続く

 食品関連分野では、引き続き価格上昇が確認された。飲食料品は前年同月比4.0%上昇し、指数は128.7となった。前月比は横ばいだった。農林水産物は指数168.0となり、前年同月比7.0%上昇した。前月比では2.1%低下した。
 加工食品の価格は前年を上回る水準を維持しているものの、農林水産物では前月比で下落が続いている。

飲食料品はプラス寄与を維持

 国内企業物価指数の前月比上昇に対する寄与度では、農林水産物はマイナス0.11%となり、精米、玄米、豚肉が下落要因として挙げられた。
 なお今回の資料では、飲食料品は国内企業物価指数の前月比上昇・下落に寄与した主な類別には挙げられておらず、代表的な上昇品目としてサプリメントなどの記載もなかった。

輸入物価指数は前年同月比29.7%増

 輸入物価指数(円ベース)は前年同月比29.7%上昇、前月比1.3%上昇となった。飲食料品・食料用農水産物の円ベース指数は183.0となり、前年同月比9.4%、前月比1.5%それぞれ上昇した。契約通貨ベースでも前年同月比1.4%、前月比0.7%上昇した。

 輸入物価指数(契約通貨ベース)の前月比寄与度では、飲食料品・食料用農水産物は0.06%のプラス寄与となり、たばこ、小麦、飼料作物が主な上昇品目として挙げられている。

エネルギー・石油製品の上昇続く

 国内企業物価指数では、石油・石炭製品が前月比3.0%上昇し、B重油・C重油、軽油、ガソリンが押し上げ要因となった。また、電力・都市ガス・水道は同1.5%上昇し、事業用電力、都市ガスが上昇した。プラスチック製品も同1.4%上昇し、プラスチックフィルム・シート、硬質プラスチック発泡製品、合成皮革などが押し上げ要因となった。

 輸入物価指数(契約通貨ベース)では、石油・石炭・天然ガスがマイナス0.32%の寄与となり、液化天然ガス(LNG)、ジェット燃料油、灯油が下落要因として挙げられた。

【編集部】

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ