農水省、安田商事の登録取消しへ聴聞実施 農産物検査で複数の不適正行為を確認
農林水産省は3日、農産物検査法に基づく登録検査機関である安田商事㈱(石川県金沢市、樋田光生社長)について、不適正な農産物検査を行ったことを確認したとして、登録検査機関の登録取消し命令に係る公開聴聞を21日に実施すると発表した。
同省は、農産物検査法第24条第2項に基づく登録取消し命令を行うことが適当と判断し、同法第32条および行政手続法第13条第1項に基づき、安田商事を当事者とする公開聴聞を実施する。
農水省が原因となる事実として挙げたのは、①業務規程によらない農産物検査を行ったこと、②売買取引業者の検査請求で銘柄検査を行ったこと、③農産物検査台帳に記載のない検査証明書を交付したこと、④農林水産大臣へ誤った農産物検査結果報告を行ったこと、⑤農産物検査台帳に必要な記載を行わず誤った記載をしたこと、⑥農産物規格規程によらない農産物検査を行ったこと――の6項目に上る。
農産物検査法では、登録検査機関が業務規程によらない農産物検査を行った場合や、法令・命令などに違反した場合には、農林水産大臣が登録を取り消し、または1年以内の期間を定めて業務停止を命ずることができると定めている。また、登録取消しなどの処分を行おうとする場合には、公開による聴聞を実施しなければならないとしている。
<開催概要>
日 時:7月21日(火)午後2時~
場所:北陸農政局金沢広坂合同庁舎1階第3会議室(石川県金沢市広坂2丁目2番60号)
傍聴の申込みなど詳細はこちらから(農水省HPより)

