日消連、九州屋に再質問状 ゲノム編集トマト販売で見解求める
(特非)日本消費者連盟(日消連、東京都新宿区)と「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」はこのほど、青果販売チェーンの㈱九州屋(東京都八王子市、小林拓社長)に対し、ゲノム編集トマトの販売に関する要請・質問状を送付したことを公表した。
日消連によると、同団体は2025年1月にも同様の要請・質問状を送付していたが、回答は得られなかったとしている。その後、消費者から九州屋の店舗で、シシリアンルージュハイギャバが再び販売されていたとの情報が寄せられたことから、改めて質問状を送付したという。
質問状では、ゲノム編集技術について、「主として特定の遺伝子を破壊する技術」であるとした上で、植物のゲノム編集には遺伝子組換え技術が用いられることや、遺伝子操作の過程で想定外の有害物質が生成される可能性があると主張している。
また、ゲノム編集食品については国による安全性や環境影響の審査を受けていないとし、表示義務がないことから、販売時に消費者がゲノム編集食品であることを認識しないまま購入する可能性があるとの懸念を示した。
さらに、同トマトには一般的なトマトの4~5倍のGABAが含まれているとされる一方で、妊娠中や授乳中の女性についてはGABAの過剰摂取に注意が必要との指摘もあるとして、安全性への不安を訴えている。
質問事項では、九州屋に対し、ゲノム編集技術に関する認識、ゲノム編集トマトを取り扱った理由、売り場での表示の有無、販売している関連製品の種類、GABA過剰摂取に関する認識、今後の取扱方針などについて回答を求めている。
対象製品としては、「シシリアンルージュハイギャバ(青果)」、「ハイギャバトマトピューレー」、「ハイギャバドライトマト」を挙げている。
日消連は、6月19日までに書面または電子メールでの回答を求めており、質問状と回答については団体ホームページ等で公開する予定としている。
質問状はこちら(日消連HPより)

