GNG、AI時代の新サービス 「選ばれ方」を設計するコンサルティング提供開始、意思決定の変化に対応
㈱グローバルニュートリショングループ(GNG/東京都豊島区、武田猛社長)はこのほど、AI時代における消費者行動の変化に対応した新サービスとして、「選ばれ方」の設計を支援するコンサルティングの提供を開始した。
健康食品・サプリメント業界では、良い商品を開発し、それをいかに伝えるかというプロモーションが競争の中心だった。しかし近年、消費者がAIに条件を入力し、提示された結果から商品を選択する形へと購買行動が変化している。AIは与えられた条件に基づき商品を客観的に整理・比較するため、従来の広告表現よりも、科学的根拠や設計思想、情報の透明性といった商品そのものの情報が評価の基準となる。
同サービスは、従来の配合や仕様といった個別改善ではなく、「どのような基準で評価されるか」「どのような場で比較されるか」「その中でどのように価値が認識されるか」という「選ばれる前提」そのものを設計対象とする。これにより、企業は「売るための施策」に依存せず、選ばれるための条件を整えた事業設計が可能になるという。
対象企業は、科学的根拠に基づいた価値設計と情報の透明性を重視し、誠実な商品づくりを通じて長期的なブランド構築を目指す企業。なお、短期的な訴求や過度な表現による販売拡大を主目的とする取り組みは対象外としている。
同社はこれまで、健康食品・サプリメント分野において、サイエンス、レギュレーション、マーケティングを横断した商品戦略支援を行ってきた。その中で一貫して重視してきたのは、科学をどのように生活者価値へと変換するかという視点。一方で、近年、AIを起点とした意思決定の変化により、「価値をつくること」と同時に「その価値がどのように評価されるのか」を設計する必要性が急速に高まっている。
これは単なるマーケティング手法の変化ではなく、「商品→訴求→購買」という従来の構造から、「状態→評価→比較→選択」という新しい意思決定構造への移行と捉えている。同社では、この構造変化を現場で強く認識。そのため、これまでの価値設計に加え、「選ばれる構造の設計」までを一体として支援する必要があると考え、同サービスの提供を開始したとしている。
同社の武田猛社長(=写真)は、「商品開発は単なるものづくりではなく、背景にある思想や科学、企業の姿勢まで含めて総合的に設計される時代になっている」とし、価値が評価・比較される構造まで含めた支援の必要性を強調している。
(冒頭の写真:同社リリースより)

