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サントリーウエルネスが「特茶W」 【機能性表示食品届出DB更新】サプリ形状で届出、「動く前に、噛む。」

 機能性表示食品の届出情報検索データベース(DB)の更新が20日にあり、サントリーウエルネス㈱(東京都港区)の新規届出が公開された。同社が新たに届け出たのは、ケルセチン配糖体と乳酸菌K-1 (L. casei 327)を機能性関与成分とするもので、届出商品名は『特茶W(ダブル)』。

 『特茶』といえば、同社グループのサントリービバレッジ&フード㈱(旧サントリー食品インターナショナル)が販売する、ケルセチン配糖体を関与成分とする特定保健用食品(トクホ)の茶系飲料ブランドとして知られる。ただ、サントリーウエルネスが届け出たのは飲料ではなくサプリメント形状の加工食品。公開された届出資料のうち、商品パッケージ見本の主要面には、「動く前に、噛む。」とある。また、「特定保健用食品ではありません」の記載も見られる。

 機能性表示の内容は、ケルセチン配糖体について、「日常の身体活動により脂肪を燃焼しやすくすることで、BMIが高めの方のおなかの脂肪を減らすのを助けることが報告されています」としつつ、乳酸菌K-1(L. casei 327)に関して「おなかの調子を整えお通じを改善することが報告されています」と表示するダブルヘルスクレーム。

 ケルセチン配糖体については、トクホの関与成分として表示許可されている保健の用途と同類の機能が訴求されることになる。また、届出資料によると1日摂取目安量2粒あたりの同成分の含有量は110mg(イソクエルシトリン換算)で、これもトクホ特茶と同じだ。

 サントリービバレッジ&フードは今月、サントリーウエルネスの『ロコモア』や『セサミン』といった主力サプリメントブランドの名称を冠した清涼飲料水(非機能性表示食品)を発売しており、今回の新たな届出は、グループ横断で資産や知見などを活用していくサントリーの商品開発戦略を浮き彫りにするものと言えそうだ。

ケトン体のD-β-ヒドロキシ酪酸、約2年振りの届出

 20日のDB更新で消費者庁が届出番号を付与・公開したのは13件(サプリメント形状8件、サプリ形状以外の加工食品4件、生鮮食品1件)だった。

 新規の機能性関与成分や機能性表示は引き続き見られなかったが、既存機能性関与成分のGABAについて、「日常生活の中で下肢を中心とした軽度な運動と併用することにより、歩行に係る筋力が低下し始めた中高年の方の膝を支える筋力の維持を助ける機能が報告されています」という機能性表示が公開された。同成分についてこれまでに多数届け出られている「中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量を維持する」の派生型とも言えるが、GABA単独で「筋力」の維持を訴求する届出は今回が初となる。届出者は三和酒類㈱(大分県宇佐市)。

 また、既存機能性関与成分で、BMIが高めの人の内臓脂肪を減少させる機能が報告されているD-β-ヒドロキシ酪酸について、2023年12月以来、約2年振りとなる届出が公開された。同成分の届出はこれが2件目。初回の届出は、大阪ガスケミカル㈱(大阪市西区)が行っていた。今回公開された新たな届出では、PRISMA2020に準拠したシステマティックレビューが届け出られており、届出資料によると、その主宰者は大阪ガスケミカルとされている。

【石川太郎】

●2026年4月のDB更新:【2日】3月の届出撤回700件超える 直近3カ月で1,280件余り減
          :【3日】今年1月1日以降の届出公開スタート 25年度、例年並みの件数に達するか
          :【6日】3営業日連続更新も大きな変化なく新規の上積み6件と小幅
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         :【16日】健康な血の巡りをサポート 「スムーズな血液の流れ維持」にバリエーション

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