キューサイ、代表取締役社長交代 佐伯氏による重大なコンプラ違反が発覚
キューサイ㈱(福岡市中央区)の代表取締役社長が交代していることが分かった。
同社によると、代表取締役社長の佐伯澄氏による重大なコンプライアンス違反が発覚。2月28日開催の臨時取締役会において、同氏に対して取締役の辞任勧告を決議したという。また同日、同氏の後任として、SCM担当執行役員の石川順朗氏を取締役及び新しい代表取締役社長に選任・選定したことも発表していた。
新たに社長に就任した石川氏は、同社の上席執行役員でSCMおよびオペレーション担当であり、これまで製造、物流および各オペレーションの効率化、リソースの最適化を行い、同社事業に多大なる利益貢献をしてきた。今後は、ウェルエイジング支援No.1企業を目指して、同社のさらなる事業成長、商品や顧客サービスの質の向上に尽力するとしている。
同社では、今後、石川氏のリーダーシップの下、コンプライアンス体制の一層の強化に向けて、社内への周知や研修のあり方を検証すると同時に、実効性のある再発防止策を検討するとしている。