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家計調査、減少続くサプリ消費 去年12月12.3%減、年間では9%のマイナスに

 総務省統計局がきょう7日発表した去年12月の家計調査(2人以上世帯)によると、サプリメントなど「健康保持用摂取品」の1世帯あたり消費支出は1,088円だった。前の月の964円から1,000円台に回復したものの、名目の前年同月比は12.3%のマイナス。2カ月連続の2ケタ減となった。

 去年1~12月の健康保持用摂取品の1世帯あたり消費支出を合算すると1万2,356円。前年比で1,215円減少し、9%の落ち込みを見せた。支出が増えていた新型コロナ禍の2020年と比較すると、約15%のマイナス。4年連続で前年を下回った。

 去年12月の健康保持用摂取の消費支出を世帯別に見ると、勤労者世帯は1世帯あたり736円で、名目の前年同月比は10.4%減。前の月から支出を多少増やしたものの、2ケタ減は7カ月連続となった。同世帯は去年、2月を除く全ての月で、前年の同じ月よりも支出を減らした。2ケタ減は9回を数える。

 一方、無職世帯は、1世帯あたり1,634円。名目の前年同月比は4.5%のマイナスで、2カ月連続で減少した。同世帯は、前年に比べて年間支出をやや増やしたが、2年連続で1万7,000円台にとどまった。20~22年までは、年間で1万8,000円台を支出していた。

 なお、去年12月の1世帯あたり消費支出額は35万2,6335円だった。物価変動の影響を取り除いた実質の前年同月比は2.7%の増加(名目では7.0%増)。また、去年1年間の1世帯あたり消費支出額は平均30万243円となり、前年より実質で1.1%減少した(名目では2.1%増)。年間の実質減は2年連続。 

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