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2020準拠のSR届出が2件 【機能性表示食品届出DB更新】ファンケルがコラーゲン、帝人が乳酸菌で

 消費者庁は26日、機能性表示食品の届出情報データベースを更新し、PRISMA声明2020準拠(2020)のシステマティックレビュー(SR)の届出を含む新規届出10件(サプリメント4件、サプリ以外の加工食品6件、生鮮食品0件)を受付公開した。撤回届出に関しては、前回23日の更新時から32件増えた。そのうち24件は㈱小林製薬(大阪市中央区)が手続きしたもの。

 公開された新規届出10件のうち2件が2020のSR。㈱ファンケル(横浜市中区)がコラーゲンペプチドによる肌の潤い及び弾力の維持機能について、また、帝人㈱(大阪市北区)が乳酸菌GR-1および同RC-14の「膣内の調子」を整える機能について、それぞれ届け出た。ファンケルは、コラーゲンペプチドを機能性関与成分とする類似の届出でも、2020のSRを届け出ている。

 新規届出におけるSRの2020は来年4月1日から実質的に義務化される。2009に比べて、検索された文献を評価対象から除外した理由など、レビューのより明確な説明が必要になる。既存届出についても、科学的根拠を再検証する際に、2020への対応が求められる。関係各社が対応を急いでいるが、不備指摘とともに差し戻される場合が多いと見られている。

 一方、小林製薬は、「販売予定がない」として、今月18日付で24件の既存届出を取り下げた。撤回はこれで紅麹関連製品を含めて33件。これまでに70件余を届け出ており、撤回していないうちの30製品は、現在販売しているとデータベース上で申告している。

【石川太郎】

12月のDB更新:【2日】撤回届出止まらず、2日間で60件迫る
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       :【17日】内臓脂肪低減、バナバ葉由来成分でも 東洋新薬が新たな届出
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       :【23日】新規届出4件公開、撤回届出増えず 今月7度目、撤回に落ち着き

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