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第7次消費者委員会スタート、新委員長に後藤巻則氏

消費者委員会は、7日に開催した第352回消費者委員会本会議のもようをビデオ公開した。同会議では互選により、新たな委員長に早稲田大学大学院法務研究科教授の後藤巻則氏が選出された。委員長代理には高知大学理事・副学長の受田浩之氏が就任。第7次消費者委員会の顔ぶれが揃った。

 また後藤委員長は、第5次と6次で部会長を務めた実績を評価し、受田委員長代理を第7次食品表示部会と新開発食品調査部会の部会長に指名した。

 部会長を拝命した受田氏は、食品表示部会長として、コロナ禍において電子商取引の市場が拡大するなか、「デジタル化を視野に入れた食品表示のあり方など、情報提供の考え方を早急に整理しなければならない」とし、消費者庁が進めている調査事業を「今後2年間で実現する」と述べた。
 また、新開発食品調査部会長として、届出数が急増している機能性表示食品に言及。「トクホ制度が始まって30年が経過し、保健機能食品制度全体のあり方について議論を深める必要性」を強調。「部会から消費者委員会にしっかりその課題を説明し、議論を展開、進めていただくよう部会長として努めたい」と抱負を語った。

【谷山勝利】

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