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立命館大、遺伝子組み換えシロイヌナズナの種子を紛失

遺伝子を組み換えたシロイヌナズナの種子を郵送中に紛失したとして、文部科学省は24日、立命館大学に対して文書による厳重注意を行ったと発表した。

 立命館大学が取りまとめた報告によると、今年5月18日に同種子を立命館大学から横浜市立大学へ発送。受取先の研究室の担当者が23日に確認したところ、封筒が破れていて、種子を入れたチューブがないことに気づいたという。

 遺伝子組み換えシロイヌナズナは、モデル植物として使用されるシロイヌナズナに、蛍光たんぱく質などの遺伝子を導入したもの。哺乳動物に対する病原性はない。

 文科省は立命館大学に対し、再発防止策を徹底するように厳重注意を行った。また、今後行うモニタリング調査の結果と具体的な再発防止体制の報告を求めた。

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