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朝日印刷、ASEANでの事業を拡大 マレーシアの印刷会社を新たに子会社化 

 印刷・包装資材の製造、販売を行う朝日印刷㈱(富山県富山市、朝日重紀社長)はこのほど、マレーシアの印刷会社であるKinta Press & Packaging (M) Sdn.Bhd.(以下KPP社)の株式65%を取得し、同社を子会社化したと発表した。

 朝日印刷グループは、「包むこころを大切にし、安心・安全と美を追求した商品・サービスを提供することで社会に貢献します。」をミッションに掲げ、医薬品・化粧品包材(パッケージ・添付文書・ラベルなど)の製造・販売を行う印刷包材事業と包装システム販売事業を中核に、業容の拡大、企業価値のさらなる向上に努めている。また、2022年に策定した、24年度までの目指す姿を示す中期経営計画「AX2024」において、「海外事業推進」を重要な事業戦略の1つとして掲げ、ASEANでの事業拡大に取り組んでいる。

 同社によると、KPP社はマレーシアに製造拠点を持つ印刷会社で、高価格帯の化粧品・食品向け製品を中心に、幅広い製品群のコンセプト作成から製造・納品までを行う企業。高度な技術と製造ノウハウにより、マレーシア国内外において強固な顧客基盤と信頼関係を築いているという。

 KPP社の子会社化により、朝日印刷の完全子会社でありマレーシアを製造拠点とするHarleigh (Malaysia) Sdn.Bhd.やShin-Nippon Industries Sdn.Bhd.との協業、連携した営業提案活動などによるグループ全体でのシナジー創出を図り、中期経営計画のさらなる推進と企業価値向上を目指すとしている

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