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免税ドラッグストアに出品呼びかけ オリザ油化のパートナー会社、MORI PHRMACYが都内に新規開業

 在日外国人向けオンライン診療や調剤薬局運営などを行う㈱MORI PHARMACY(東京都豊島区、宮崎研多社長)が訪日客向けの免税ドラッグストアを来月中旬、東京・大塚に新規オープンする。それに伴い、同店に商品を出品したい企業を募っている。対象商品は、サプリメントや化粧品などのインバウンド需要が期待できるもの。特に、ベトナムをはじめとする東南アジアに向けてPRや販売を行いたい商品を持つ企業に応募を呼び掛けている。

 ベトナムをめぐり同社とパートナー関係にあるオリザ油化㈱(愛知県一宮市)がこのほど伝えた。オリザ油化の広報担当者らによると、MORI社が4月22日頃までを目途にオープンする免税ドラッグストアの所在地は豊島区北大塚2丁目で、JR山手線大塚駅から徒歩3分の立地。店舗名は『モリドラッグ』。今後、東京・銀座など、訪日客が多く集まるエリアに店舗を広げる予定がある。

 MORI社の概要は、海外と日本の架け橋として「最高の医療と美容」をグローバルに届ける、ことをミッションに2015年から国内を拠点に事業を展開。その中で21年、在日外国人向けオンライン診療と調剤薬局を開業。同調剤薬局も大塚にある。また翌22年にはベトナムに進出し、ホーチミン市内に美容皮膚科クリニックを開業した。同クリニックは現在までに現地で3店舗が開業されており、今後5年以内に10店舗まで増やすことが予定されているという。

 オリザ油化にとってMORI社は、昨年3月、27年ぶりに発売したオリジナル製品(サプリメントと化粧品)の主要販売国であるベトナムにおける販売パートナー。同社の日本での製品開発をサポートする関係でもあるという。新たに開業する免税ドラッグストアにおいても、オリザ油化の主力製造品目である米油をはじめオリジナル製品を出品する予定。

 出品に関する問合わせは、㈱MORI PHARMACY(info@morima.co.jp)、またはオリザ油化㈱関西オフィス(kansai@oryza.co.jp)まで。

(冒頭の画像:MORI PHARMACYが来月中旬に開業する新規店舗のイメージ。オリザ油化の報道発表資料から)

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