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健康寿命、じわりと延伸 19年
過去最長に

 平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を示す「健康寿命」が、じわりと延びている。

 健康寿命に関する厚生労働省の最新調査によれば、2019年時点で男性は72.68歳、女性は75.38歳だった。前回調査の16年比で男性は0.54歳、女性は0.59歳、それぞれ健康寿命が延び、過去最長となった。

 厚労省は3年ごとに健康寿命を調べ、公表している。およそ10年前、2010年当時の健康寿命は、男性70.42歳、女性73.62歳。平均寿命も延びているが、10年と19年を比較すると、男性の平均寿命の増加分は2.26歳、女性は1.76歳と、平均寿命の増加分(男性1.86歳、女性1.15歳)をそれぞれ上回った。

 ただ、19年の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳で、平均寿命と健康寿命の差は依然、大きい。男性の差は8.73年、女性では12.06年と、10年前後の開きがある。

 都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男性では大分県の73.72歳、女性では三重県の77.58歳だった。最短と最長を比較すると、男性では2.33歳、女性では3.90歳の開きがあった。最短は、男性が岩手の71.39歳、女性は京都の73.68歳だった。

 19年の健康寿命は、昨年12月20日に開催された健康日本21(第2次)推進専門委員会(第16回)の中で厚労省が報告。国が取り組む健康づくり運動「健康日本21(第2次)」では、健康寿命の延伸や健康格差の縮小などをめざしている。

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