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ヤクルト、売上6.6%増

 ㈱ヤクルト本社(東京都港区、根岸孝成社長)はこのほど、2022年3月期第2四半期(21年4月1日~9月30日)決算を発表した。売上高は対前年同期比6.6%増の2,029億9,600万円、営業利益は同15.1%増の278億2,200万円だった。

 事業の根幹であるプロバイオティクスの啓発・普及活動を展開し、商品の優位性を訴求してきた。また、販売組織の拡充、新商品の研究開発や生産設備の更新に加え、国際事業や医薬品事業にも積極的に取り組み、業績の向上に努めた。

 セグメント別では、国内の飲料・食品製造販売事業部門は、売上高が同3.0%減の1,013億5,500万円だった。乳製品は、同社独自の「乳酸菌 シロタ株」や「ビフィズス菌 BY 株」などの科学性を広く普及するため、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講じながら、地域に根差した「価値普及」活動を積極的に展開した。

 宅配チャネルにおいては、乳製品乳酸菌飲料『ヤクルト 400W』を含む「ヤクルト 400」シリーズ、『Yakult 1000』を中心に、エビデンスを活用し既存顧客の継続飲用を促進すると同時に、インターネット注文サービス「ヤクルト届けてネット」を通じて、新規客との接点づくりを強化した。また、宅配組織の強化を図るため、インターネットを活用した採用活動を積極的に展開した。

 店頭チャネルにおいては、乳製品乳酸菌飲料「New ヤクルト」シリーズについて、家族での飲用促進を目的とした期間限定パッケージを導入すると同時に、映画やドラマとのタイアップ企画を実施することで売り上げの増大に努めた。商品別では、『Yakult 1000』は、新たにピアニストの辻井伸行さんを起用したテレビCMを放映し、ブランド認知の向上と購買意欲の喚起を図った。また、販売地区を8月から全国に拡大したほか、ハードタイプヨーグルト『ソフール』の期間限定アイテム『ソフール白桃』を7月に発売し、ブランドの活性化を図った。

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