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ハウス、売上7.6%増 外飲み需要の回復で『ウコンの力』が好調に推移

 ハウス食品グループ本社㈱(東京都千代田区、浦上博史社長)はこのほど、2023年3月期第1四半期(22年4月1日~6月30日)決算短信を発表した。売上高は対前年同期比7.6%増の663億2,400万円、営業利益は同12.7%減の49億7,000万円だった。

 同社グループは、“「食で健康」クオリティ企業への変革<第二章>4系列バリューチェーンへのチャレンジ”をテーマに、第7次中期計画に取り組んでいる。2年目の当期も引き続き、「お客様に対して」、「社員とその家族に対して」、「社会に対して」という「3つの責任」全てにおいてクオリティ企業への変革を加速すると同時に、「スパイス系」、「機能性素材系」、「大豆系」、「付加価値野菜系」の4系列バリューチェーンを同社の提供価値である「食で健康」を届ける領域と定め、経営資源を成長領域へ重点的に配分することで持続的な成長を目指している。

 健康食品事業は、国内の構造改革の推進とともにグローバルでの機能性素材系バリューチェーンの早期構築に取り組んでいる。外飲み需要回復の動きもあり、『ウコンの力』が好調に推移したほか、『1日分のビタミンゼリー』や新製品『まるでスムージー』など、注力するゼリー製品が伸長した。その結果、同事業の売上高は同22.7%増の41億1,000万円、営業利益は4億6,500万円だった。

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