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ニッスイ、売上10.7%増 水産事業は好調もファイン事業は苦戦

 ㈱ニッスイ(東京都港区、浜田晋吾社長)はこのほど、2023年3月期決算短信(22年4月1日~23年3月31日)を発表した(連結)。売上高は、前年同期比10.7%増の7,681億8,100万円、営業利益は同9.6%減の244億8,800万円だった。

 同社および同社グループは、水産事業は前期に引き続き国内外の販売が堅調に推移。国内養殖事業の改善が継続、北米加工事業のコスト削減も進んだことから大幅増益となった。一方、食品事業では、国内外とも販売はおおむね堅調ながら、原材料や円安を始めとしたコストアップの影響を大きく受けた。

 ファイン事業として、医薬原料、機能性原料、診断薬、検査薬などの生産・販売、機能性表示食品『ごま豆乳仕立てのみんなのみかたDHA』、特定保健用食品『イマ-クS』などの健康食品の通信販売を行っている。売上は2同89億5,800万円減の51億1,600万円、営業利益は、同23億2,600万円減の17億2,500万円だった。9月に連結子会社の日水製薬㈱の全株式を売却したことに加えて、医薬原料の米国向け輸出の中断、巣ごもり需要の減速(反動減)により、健康食品向けEPA・DHA原料の販売や通信販売の減少などがあり減収・減益となった。

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