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サントリー食品、売上前年同期比13.9%増 新商品発売やマーケティング活動が寄与

 サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区、小野真紀子社長)はこのほど、2023年12月期第1四半期(23年1月1日~3月31日)決算短信を発表した(連結)。売上高は、前年比13.9%増の3,372億1,700万円、営業利益は同22%増の263億7,100万円だった。

 同社グループは、消費者の嗜好・ニーズを捉えた、上質でユニークな商品を提案し、消費者とともに新たなおいしさ、健やかさ、楽しさを創造し続け、それぞれの市場で最も愛される会社となることを目指すという考えの下、ブランド強化や新規需要の創造に注力したほか、品質の向上に取り組んだ。
 また、各エリアにおいて事業構造改革を進め、収益力の強化にも取り組んだ。日本における人流回復と海外主要市場における需要増が継続する中、全セグメントでコアブランドへの集中活動を継続した。

 日本事業は、水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、前年同期を上回り、引き続き市場シェアを拡大した。同事業の売上は、同8.8%増の1,458億円、利益は同39%増の36億円だった。

 アジアパシフィック事業では、清涼飲料事業と健康食品事業のコアブランド集中活動を継続した。健康食品事業の事業環境の回復に時間がかかる中、引き続きベトナム清涼飲料事業の力強い伸長が事業を大きく牽引したことに加えて、オセアニア清涼飲料事業も好調に推移した。同事業の売上は、販売数量の伸長に加えて、主要市場における機動的な価格改定も寄与し同11.9%増の899億円、利益は、健康食品事業の売上収益減少の影響を大きく受け、同2.9%増118億円だった。

 欧州事業では、主要国における堅調な需要の継続や、好天の影響を受ける中、コアブランド集中活動を強化し、フランス、英国、スペインともに販売数量が伸長。売上は、主要国における価格改定も寄与し、同23%増の686億円、利益は、原材料高やエネルギー価格上昇の影響を受けたが、売上収益の伸長とコスト削減活動により吸収し、同43.5%増の104億円となった。
 米州事業では、堅調な需要が継続する中、主力炭酸カテゴリーと非炭酸カテゴリーの活動を強化したことに加えて、「Gatorade」の販路拡大も寄与し、販売数量は堅調に推移した。売上は、価格改定を含めたRGMも寄与し、同27.2%増の329億円、利益は、売上収益の伸長により原材料価格、物流費、人件費高騰の影響を吸収し、同22%増の37億円となった。

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