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キユーピー、売上6.9%増 
通信販売も好調に推移

 キユーピー㈱(東京都渋谷区、高宮満社長)はこのほど、2022年11月期第1四半期決算短信(21年12月1日~22年2月28日)を発表した。売上高は、対前年比6.9%増の1,005億3,600万円、営業利益は同6.5%増の67億3,200万円だった。

 新型コロナウイルス感染症や国際的な穀物相場高騰による原料価格の上昇などの影響を受ける中、同社では、国内は市場担当制を生かし、顧客の多様化するニーズに対応するとともに、原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいる。海外は、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めている。

 海外での売上伸長に加え、業務用において外食需要が回復傾向にあったことから増収となった。営業利益は、主原料高騰による影響を受けたものの、売上増加や昨年実施した価格改定の増収効果により増益となった。ファインケミカル部門は、ヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し増収増益となった。

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