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キユーピー、売上4.3%増 ファインケミカル分野が好調

 キユーピー㈱(東京都渋谷区、高宮満社長)はこのほど、2022年11月期第2四半期決算短信(21年12月1日~22年5月31日)を発表した。売上高は、対前年比4.3%増の2,075億2,300万円、営業利益は同1.8%減の142億4,1000万円だった。

 同社では、新型コロナウイルス感染症や国際的な穀物相場高騰による原料価格上昇などの影響を受ける中、国内では、市場担当制を生かし多様化する顧客ニーズに対応するとともに、原料相場に左右されない強い体質への転換に取り組んでいる。
 また海外は、中国・東南アジア・北米を中心に、それぞれの地域の食文化への浸透を加速させ、成長ドライバーとして拡大を進めている。

 セグメント別では、ファインケミカル事業がヒアルロン酸の原料販売や通信販売が好調に推移し、増収増益となった。

 同社では、新規領域の「パーソナル健康ビジネス」と、既存領域の「特定保健用食品(トクホ)・機能性表示食品、腸活・適塩のビジネス拡大」などに、今後注力するとしている。

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