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オウバクエキスに破骨細胞の形成抑制作用

ライオン(株)(東京都墨田区、掬川正純社長)は24日、オウバクエキスが歯槽骨吸収に関与する破骨細胞の形成を抑制することを確認したと発表した。

 研究では、破骨前駆細胞をRANKL(100ng/ml)により分化誘導し、オウバクエキス(1.25ng/ml)またはベルベリン塩酸塩添加群(0.2nmol/ml)、コントロール(非添加)群について、破骨細胞の指標とある多核TRAP陽性細胞数を計測した。

 その結果、コントロール群では分化誘導によって破骨細胞の形成が促進されたが、オウバクエキス添加群ではベルベリン塩酸塩添加群と同様に、破骨細胞の形成抑制が確認されたと報告している。

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