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インシップが一審勝訴、HPで公表 夢実耕望「全面的に受け入れがたい」控訴へ

 健康食品販売会社㈱インシップ(千葉県浦安市、小野伸二郎社長)と受託製造会社㈱夢実耕望(岩手県二戸市、岡田清社長)が、機能性表示食品『いちょう葉エキス』などの使用原料をめぐる問題で争っていた裁判で、インシップは15日、同社の公式ウェブサイトにおいて「裁判所が判決で夢実耕望の原料偽装を認定した」として勝訴を宣言した。
 
 同裁判は、国産原料を使用していると表示し販売していたインシップの機能性表示食品に、中国産原料が使用されていたことが2018年4月に判明。両社間の主張の食い違いから18年12月7日、夢実耕望が「債務不存在確認等請求事件」としてインシップを東京地方裁判所に提訴(甲事件)。
 すると翌19年7月5日、インシップ側が「損害賠償請求事件」として夢実耕望を反訴(乙事件)したことで、甲乙併合事件として扱われてきた。
 インシップが15日に行った告知によれば判決の言い渡しは10日、東京地裁が夢実耕望側に損害賠償を命じたという。賠償額は不明。また今後、「刑事罰も含めた社会的責任の追及も果たす」としている。

 これに対して夢実耕望の代理人はきのう、「全面的に受け入れがたい」とし、12日に東京高等裁判所に控訴したことを明らかにしている。

【田代 宏】

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