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【年頭所感】業界の健全な発展を図る

公益社団法人 日本通信販売協会(JADMA) 会長 粟野 光章 氏

 皆様、明けましておめでとうございます。
 通信販売市場は昨年、コロナ禍による在宅購買ニーズの増加やインターネット環境の充実等を背景に、売上高が前年から20.1%伸び、10兆6,300億円となり、流通業界において大きな役割を担うに至りました。

 消費者の支持を多く集める一方で、通信販売に関する相談件数もここ数年増加しております。消費者からの相談を受け解決を図るとともに、業界の健全なる発展を図ることが協会の責務であり、おのずとその重さを増しているものと認識致しております。通信販売を安心してご利用いただくための目安として、協会加盟各社が使用出来るジャドママークの信頼性をしっかりと担保し、多くの消費者に認識して頂くことが重要だと考えています。 

 加盟する事業者、とりわけ新規の加入事業者に対しては、この1年、改正特商法や改正個人情報保護法等のセミナーを定期的に開催するなどし、遵守すべき法規の周知に努めてきました。またジャドママーク普及の1つとして、自治体主催の消費者向けセミナーなどで講演活動を行っております。嬉しいことに、最近では多くの中学校や高校の教科書に、協会の役割やジャドママークについて記載されるようになりました。

 近年の業界をとりまく環境は、通信販売にまつわる消費者保護の動きが活発になっているといえるでしょう。直近ではアフィリエイト広告の適正化へ向け、消費者庁主催の検討会に参画致しております。

 今後、協会は自主規制を促す『アフィリエイト広告利用に関するガイドライン』を策定して参ります。一部の悪質な業者の取り締まりのために、多くの優良な事業者の健全な成長が妨げられないよう、行政に向けても積極的な働き掛けを行ってまいります。

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