（独）医薬品医療機器総合機構（PMDA）は18日、日米欧三薬局方検討会議（PDG: Pharmacopoeial Discussion Group）がさらなるメンバーシップの拡大に着手したと発表した。

　PDGは、1989年に日本薬局方（JP）、欧州薬局方（Ph. Eur.）及び米国薬局方（USP）の三薬局方によって設立され、溶出試験法、無菌試験法、微生物学的試験法などの重要な分析法を含む29項目の試験法と46項目の医薬品添加物各条の調和を達成、維持している。
　さらに、薬局方基準のグローバルレベルでの収束に向け、これらの重要な成果を他の国や地域に広げることで薬局方の調和基準を作成する真のグローバルプラットフォームの構築を目指すという。

問合せ先：TEL 03-3506-9431（PMDA 審査マネジメント部 医薬品基準課）