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BMIが高い日本人男性、脳腫瘍の罹患リスクが増加

 (国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センターは14日、コホート研究により、BMIが高い日本人男性で、脳腫瘍の罹患リスクが高くなる傾向が認められたと発表した。

 研究は、1990年と93年に全国10地域に在住していた40~69歳の約10万人を対象に実施。2012年まで追跡し、体格と脳腫瘍罹患の関連性を調べた。

 追跡期間中に男性70人、女性87人が脳腫瘍に罹患した。そのうち、良性腫瘍が大半を占める髄膜腫(メニンジオーマ)が51人、悪性腫瘍の神経膠腫(グリオーマ)が60人だった。調査開始時のアンケート結果を基にBMIを算出し、5グループに分けて、各グループの脳腫瘍の罹患リスクを分析した。

 その結果、BMIが18.5以上23未満のグループと比較して、BMIが27.5以上のグループの男性では、罹患リスクが増加した。女性の場合、関連性は見られなかった。

 また、脳腫瘍の種類別で見ると、メニンジオーマではBMIが高くなると罹患リスクが増加する傾向にあった。一方、グリオーマでは関連性は認められなった。

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