東京都、夏の食品衛生一斉監視を実施 大量調理施設や食肉取扱い、HACCP導入支援など重点監視
東京都は6月1日から8月31日まで、「夏の食品衛生一斉監視」を実施すると発表した。東京都と特別区、八王子市、町田市が連携し、食品関係事業者に対する監視指導を行う。一斉監視の実施結果については、9月下旬に速報として公表する予定。
実施機関は、東京都の保健所、健康安全研究センター、市場衛生検査所、芝浦食肉衛生検査所のほか、特別区、八王子市、町田市の保健所および各検査機関。
重点監視項目として、まず弁当などを製造する大量調理施設や、子どもや高齢者が利用する集団給食施設に対する監視指導を行う。食品の衛生的な取扱いや調理従事者の健康管理など、食中毒予防対策の徹底を求める。
食肉等の取扱いについては、生食による食中毒防止の観点から、飲食店等に対して十分な加熱調理など適切な取扱いを指導する。特に、法律で禁止されている牛レバー刺しおよび豚肉の生食提供の中止、鶏肉の生または加熱不十分な状態での提供自粛について指導を徹底する。また、牛肉のユッケなど生食用食肉については、法令上の基準が遵守されるよう監視指導を行う。
さらに、食品衛生法改正により制度化されたHACCPに沿った衛生管理について、事業者の規模や取組状況に応じた指導・助言を行い、導入と定着を支援する。
このほか、子ども食堂などの小規模・ボランティア給食施設に対し、食品衛生水準確保のための技術的助言や普及啓発を実施する。また、テイクアウトや宅配、食べ残しの持ち帰り等を行う飲食店に対して、衛生的な取扱いや留意事項について普及啓発および監視指導を行う。
食品表示についても、食品表示法に基づく適正表示の徹底を図るため、製造業、販売業、流通業などを対象に、期限表示やアレルゲン表示などについて監視指導を実施する。
発表資料はこちら(東京都HPより)

